国際コーヒーテイスティングアジア2017の受賞コーヒー

掲載記事:”L’ASSAGGIO”vol.61 primavera 2018

国際カフェテイスティング協会(Iiac)主催の第11回国際コンクールが、中国の広州市で開催され、イタリア、カナダ、中国、韓国、スペイン、台湾、タイのコーヒーに39の金賞が授与されました。


newsletter_180501.jpg
newsletter_180502.jpg
newsletter_180503.jpg

newsletter_180504.jpg

受賞コーヒーの特徴

国際コーヒーテイスティングはただのコンクールではありません。品質の向上と探求を行う知覚研究の場です。国内外でコーヒーの何が評価されているのかを理解する機会であり、自身の製品の知覚的特徴を発見する機会でもあります。

受賞製品のリストと共に、受賞した製品にコンクールでどのような判定が出されたのか、という判断理由を説明するデータや基準を知ることができなければ、このコンクールはこれほど意義深いものにはなりません。
向上心を刺激し、道を照らし、生産者がより良い結果を出すために有効な方向性を見極めるため、これらの情報は必要不可欠です。これこそが、国際カフェテイスティング協会(Iiac)とテイスティング研究センターの専門的な協力のもとに行われる、世界で最も規模の大きいコーヒーコンクール、国際コーヒーテイスティングの意義だと言えます。私たちのすべてのコンクールに共通することとして、審査員のパネルでは製品の評価とおいしさの点数を出すだけではありません。信頼できる方法で評価されたサンプルの客観的な特徴(外観、味覚‐触覚、アロマの特徴)までもが測定されます。

製品のサンプルをコンクールに出品した生産者に有益なデータを提供するため、イベント終了後には、受賞の有無にかかわらず、下された評価とともにその製品の客観的なプロファイルが送られます。
これは単に製品が認知されたという事を示すものではありません。自らの製品をよりよく知り、長所の再確認を行いある時には生じうる短所を理解するため、そして製品の改良、広報の在り方の戦略を立て、維持していくための品質安定に役立ちます。

これらの精神に基づき、国際コーヒーテイスティング2017の受賞者には、技術者や消費者のためにも、コンクールの委員会によって導き出された知覚分析によるコーヒーの知覚的特徴を掲載する提案をしました。以下のページに、企画に参加してくれた生産者の製品の知覚的特徴(プロファイル)の一例を紹介します。

newsletter_180505.jpg

©IIAC-JAPAN
無断で転載、複写することを禁じます。