－優勝、そして日本代表になったお気持ちをお聞かせください。

バリスタとして働いてきているチャオプレッソにタイトルを取れたことが一番嬉しいです。
これまでもチャオプレッソを背負い、諦めずに何度もチャレンジし続け、良かったと感じてます。
個人的には、優勝の嬉しさもありますが、日に日に「日本代表」の重みの方が大きく感じ、まだまだ気を抜かず高みを目指していきたいと思っています。
アスリートが好きなので、日本の選手が海外で活躍しているのをいつも楽しみに見ていますが、まさか自分が日の丸を背負うとは思っていませんでした


－日本代表になって何か変化はありましたか。

いろんな方々から祝福や応援のお言葉を頂き、より一層頑張ろうという気持ちの変化が大きいです。

－戸倉バリスタにとって、今大会「エスプレッソ イタリアーノ チャンピオン大会」とはどのような大会ですか。

まずは大会に挑戦するということは、目標ができて、それに向けて練習をします。日々の営業から意識も変わり、細かい動作の修正、経験を積む、練習することがとても重要だと思います。
そんな中で、エスプレッソイタリアーノ　チャンピオン大会は、どちらかというと日々の営業をぎゅっと凝縮したような流れの大会。
「営業前の道具の適正配置」、「機械の動作チェック」、「メッシュ調整による味の選定」、「エスプレッソ、カプチーノの提供」、「提供後、営業後のクレンリネス」
お店で行っていることが、11分の競技とされているので、日々の営業、日々バリスタとして向き合っている事が競技の結果に繋がってくる大会だと思います。

－今回、ギリギリまで出場するかどうか悩まれたと伺いましたが、出場を決めたきっかけを教えてください。
また、決めてから優勝する秘策などはありましたか。

コロナ禍の中、人に会えない期間が長く、お店も私のメンタル的にも厳しい状況でしたが、コロナが落ち着いた時にバリスタ仲間に会えたことが一番大きく、やっぱり挑戦しようと今大会の出場を決めました。
優勝への秘策というほどはないですが、全ての動作を秒単位で計測、身体の使い方、毎日の反復練習です。

－職業「バリスタ」を目指したきっかけは。

元々バーテンダーをしており、他にも経験をと思いでカフェの業界へ入りました。
最初はシアトル系のバリスタでしたが、エスプレッソイタリアーノを知った時に、知識や動作、物事が理にかなっていると思い、「本物」のバリスタを目指したいと思ったのがきっかけです。


－イタリアエスプレッソとは。

時代の流れで、いろんな物が進化、多種多様化してきていますが、古き良き伝統として「本物」を伝えていけたらと思っています。。


－最後に世界大会に出場する意気込みをお願いします。

当たり前ですが世界一を決める大会。日本代表として、バリスタの仲間達の想い背負っています。
しっかり準備して、世界一取ります！！

戸倉バリスタ、世界の大舞台での日本人バリスタとしての美しさと底力を期待してます。
優勝目指し頑張ってください！日本から応援してます！！！